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モブログのテスト

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[PCから追記@2006/6/6 23:5:33]

 なんとか自動モブログ・複数ファイル添付もOKのようで。ちなみに、ケータイの機種はSO902iG。ネット情報では写真の質はお世辞にも良いとは言えない感じであったが、これぐらいの大きさであればまずまずではなかろうか。日曜の朝、チェックアウトを済ませてテニスに向かう前に、記念に一枚。大谷山荘は、すごく山奥にあるという感じの、非常に奇麗な巨大ホテルでした。山荘っていうから何となく浅間山荘みたいなイメージがあったのだけれど、全然違った。「山荘」というネーミングはどうなのかなぁ。(666って獣の数字Gじゃないか、くわばらくわばら)
320(W)×240(H) 20.24

95(W)×72(H) 2.57

大谷山荘とケータイに始めからあるアニメーション添付(自動エントリー)

— posted by martin at 02:56 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

Firefoxでテキストエリア内のマウスカーソルが最初に戻ってしまう件

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 こんばんは。何だか、地球特捜隊ダイバスターGみたいなタイトルになってしまいました。近頃は、もっぱらFirefoxで記事を書いていますが、この際に、ひとつ「何じゃ」と思っていたことがあります。記事作成画面で記事をしこしこ書いていて、時々、文字を強調したり文の整形のために、ppBlogツールバーから選んでタグを反映させますが、その際にFirefoxだと、テキストエリアにフォーカスを合わせると、マウスカーソルがテキストエリアの先頭に移動しちゃうんですよね。なので、その都度、また修正を加えた場所までスクロールさせないといけません。文章が長くなってくると、スクロール量も増えて大変。で、ブロッグは書いてなんぼ、こういう所でストレスを感じさせるようではイケナイ。というわけで、webを検索したらちゃんと便利な属性がありました。ちなみにIEエンジンならマウスカーソルは、修正を加えた箇所にとどまってくれるので問題ないです。

 テキストエリア内で垂直方向にスクロールした距離は、次のプロパティーで読み書き可能です。

object.scrollTop

なので、予め、この値を取得しておき、内容に修正を加えた後で、再度この値に設定すれば良いです。具体的には、ppBlogのlib.jsで言えば、

var s = ed.selectionStart;
var scrollTop = ed.scrollTop;
ed.value = ed.value.slice(0,s)+ed.value.slice(s).replace(caretSelection, string);
ed.setSelectionRange(eval(s+string.length), eval(s+string.length));
ed.scrollTop = scrollTop;
ed.focus();

とすれば良い。ホットピンクの部分が変更した箇所です。これで、Firefoxでもストレスなく記事が書けます。

 余談ですが、Firefoxの最新版は、1.5.0.4で6月2日にバージョンアップしています。最近のFirefoxは、アップデートもほぼ全自動ですし、良い感じですね。最近、見つけたTipsは、「スムーズスクロールを使用する」です。自分がIEエンジンから、なかなかFirefoxに乗り換えることが出来なかった最大要因が、何か皮を一枚被ったような「もっさり」感でした。どことなくスムーズでない。で、よくよく注意してみると、どうもスクロール時のぎこちなさが原因じゃないかと思いました。そういえば、設定項目にスクロールの項目があったような、と、「ツール」→「オプション」→「詳細」→「一般」の「ブラウズ」という項目にありました。デフォルトではオフになってるんですね(自分が以前に弄ったのかも知れないけど)。で、これをオンにすると、マウスホイールでのスクローリングのスムーズなこと!おぉー、これこれ、って感じでした:) 皆さんも一度、試されては■


— posted by martin at 04:21 am   commentComment [1]  pingTrackBack [0]

Firefoxでの擬似window.event

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Follow-Up 2006-7-6

 Firefoxでもwindow.eventを有効にするやり方のエントリーはこちらLink  

 Gecko系のブラウザでは、これはNetscape4.x時代からずっとそうなんだけど、イベントは、イベントハンドラーにargumentとして渡されるので、この手の記述には必ず引数(ひきすう)を書く必要がある。一方、IEでは(Operaもか?)、イベントモデルには、最後に生じたイベントをキャプチャーするwindow.eventという属性があり、これはどこからでも自由にアクセスすることが出来る。以上のことをまとめると、イベントに関してクロスブラウザーな記述をしようと思えば、例えば以下のような感じになる。

function getEventType(e){
 var e = e || window.event;
 alert("Event Type is:" + e.type);
}

 で、ここで引数に使用している"e" であるが、これはGecko系のためだけに必須である。window.event であれば、この引数は不要だ。で、自分は常々、この"e"を追放できないかなと思っていた。何しろ、イベントを絡ませるような関数に必ずついて回るからだ。スクリプトの記述はシンプルなのが良いのに、この"e" のために余計に引数が増えてしまう。

 ppBlogでは数箇所に、この"e" が出てくるので、こいつを追放してやろうと決心した。そして色々弄った結果、これならOKかなというのを見つけたのでメモしておく。もちろん、ppBlogにも反映される。

 まず、最初にやったことは、ppBlogのjs/lib.jsに記述してある、ページ内でのマウスイベントX座標をゲットする以下の関数において、Firefoxでイベントがどんな風に呼び出されるのかだ。

function getEventPageX(e){
 var e = e ||window.event;
 if(e.pageX){
  return e.pageX;
 } else if(e.clientX){
  if(d.documentElement && typeof d.documentElement.scrollLeft != "undefined"){
   return d.documentElement.scrollLeft + e.clientX;
  } else if(d.body && typeof d.body.scrollLeft != "undefined"){
   return d.body.scrollLeft + e.clientX;
  }
 }
 return 0;
}

 実行している関数自身は、arguments.calleeで参照出来る。そして、この関数が何によって呼び出されているかは、callerプロパティーを参照すればいい。これらを使って、上の関数に、

 alert(arguments.callee.caller);

を付け足してみると、Firefoxでは、

function onclick(event){
  getEventPageX(event);
}

というのが返ってくる。→デモ1。Link ほほう。ちなみにIEでは

function anonymous()
{
  getEventPageX(event);
}

という匿名関数が返ってくる。Firefoxでは、引数のeventonclick関数によってキャプチャーされていることが分かる。じゃ、このonclick関数のeventって何だろう。これは次のようにして調べることが出来る。

 alert(arguments.callee.caller.arguments[0]);

すると次の答えが返ってくる。→デモ2Link

[object MouseEvent]

ほうほう。イベントは、マウスイベントオブジェクトとしてonclick関数に組み込まれているらしい。ならば、これを呼び出して、"e" に渡してやれば、"e" の束縛から逃れられるのではと推察する。なので次のようにして、"e" なしのやつを走らせてみる。→デモ3Link

function getEventPageX(){
 var e = arguments.callee.caller.arguments[0] || window.event;
 if(e.pageX){
  return e.pageX;
 } else if(e.clientX){
  if(d.documentElement && typeof d.documentElement.scrollLeft != "undefined"){
   return d.documentElement.scrollLeft + e.clientX;
  } else if(d.body && typeof d.body.scrollLeft != "undefined"){
   return d.body.scrollLeft + e.clientX;
  }
 }
 return 0;
}

 おおぉー、上手く行った:) 3つ目のデモでは、もはや引数のeは必要なく、getEventPageX()だけで座標を取得していることに着目。

 こりゃいいやと、js/lib.jsjs/editor.jsに出てくる引数"e"をとりあえず、全部なしにしてブロッグを見てみると、意図したように動かない。何でかなと、デバッグダイアログを見てみると、これまでのデモでは、マウスクリックによって直接getEventPageX()を呼び出していたのに対して、実際のスクリプトでは、getEventPageX()などは、別の関数の中で呼び出されている。なので、

arguments.callee.caller.arguments[0]

だと、getEventPageX()を含んだ関数の第一引数を返してしまうのである。初歩的ミス。。それならば、

arguments.callee.caller

を次々に呼び出していけば、そのうち、マウスイベントオブジェクトに到達するはずである。イメージ的には、sourceに向かって遡っていくイベントバブリングですね。これは次のような記述でいい。

var caller = arguments.callee.caller;
while(caller){
 var ob = caller.arguments[0];
 if(ob == '[object MouseEvent]') return ob;
 caller = caller.caller; // 次の呼び出し元にセット
}

ただ、ob == "[object MouseEvent]" というのは何となく「カッコ悪い」。この部分はコンストラクタを用いて次のようにも書ける。

ob.constructor == MouseEvent

 以上をまとめて、IEでも使えるようなクロスな記述にすると以下のような感じ。

function windowEvent(){
 if(window.event) return window.event;
 var caller = arguments.callee.caller;
 while(caller){
  var ob = caller.arguments[0];
  if(ob && ob.constructor == MouseEvent) return ob;
  caller = caller.caller;
 }
 return null;
}

 windowEvent()がそのままIEのwindow.eventに相当する。これを用いればイベント関連の記述に必須であったeからめでたく解放される訳である。最初に出てきたgetEventPageX()関数は、最終的には次のように記述できる。

function getEventPageX(){
 var e = windowEvent();
 if(e.pageX){
  return e.pageX;
 } else if(e.clientX){
  if(d.documentElement && typeof d.documentElement.scrollLeft != "undefined"){
   return d.documentElement.scrollLeft + e.clientX;
  } else if(d.body && typeof d.body.scrollLeft != "undefined"){
   return d.body.scrollLeft + e.clientX;
  }
 }
 return 0;
}

 もはやイベントのキャプチャーのためだけに引数は必要ない。最終的なデモをあげておきます。 →http://p2b.jp/demos/windowEvent.htmlLink  なお、イベント座標取得関数とは別に、イベントが起こった要素の座標を返す、getElementPosition()という関数も新たに定義しています。これは、JavaScriptマスターであるppk氏Link のサイトにある"Find PositionLink " という記事に紹介されている関数をmodifyしたやつです。こんなやつ。

function getElementPosition(){
 var _x = _y = 0;
 var ob = windowEvent().target || windowEvent().srcElement;
 if(ob.offsetParent){
  while (ob.offsetParent){
   _x += ob.offsetLeft; _y += ob.offsetTop;
   ob = ob.offsetParent;
  }
 }
 return [_x, _y];
}

 とりあえず


— posted by martin at 06:10 pm   commentComment [1]  pingTrackBack [0]

HSVマップ組み込みと角丸コーナースクリプト

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 次のリリースに盛り込む予定のもの。

 記事作成画面では、216色のカラーチャートから文字やマーカー色を選べますが、個人的には216色じゃ足りなくて不満。なので、フルカラー?にしてみました。スクリプト的にも、216個のセルにイベントを設定していた前作に比べ、こちらは画像1枚なのでベターかなと。HSVWは色々勉強になった。

 あと、ボックスの4隅が丸い、いわゆる角丸コーナーですが、それを実現するためのテクニックは、web上にゴマンとあります。ppBlogのjs/script.jsにもそれっぽいやつがありますが、これは画像を使用するし、またその画像に色を揃えるためボックスの背景色も決め打ちになってしまいます。これは宜しくないので、Liquid round cornersLink を読みつつ、じゃ、これをJavaScriptで書いたらどうなるかなと思ってとりあえず書いてみました。画像は使用していません。また、アンチエイリアスを少しだけ意識してみました。ボックスの背景色に合ったボーダーの色とアンチエイリアスを自動的に算出してくれるし、指定することも可能。とりあえず書いただけなのでソースは非常に汚い。一応デモページをあげておきます。

 →http://p2b.jp/demo/HSVmap_Rounded_Corner.htmlLink

HSV2RGB
こんな感じになります

— posted by martin at 02:54 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

画像ポップアップスクリプトをLightboxみたく

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 ppBlogでは、もとより記事に貼り付けられた画像を元の大きさで表示する画像ポップアップというのを備えてましたが、近頃では、Web2.0に触発されてか、ThickBoxLink だの、LightboxLink だの、GreyBoxLink といった、画像表示に際して、ちょいとエフェクトを付けたりするのが流行のようで。

 なのでppBlogでも画像ポップアップをパワーアップさせました。かといって過剰な演出はあまり好きではないので、そんなに凝らずに、これだけは備えておきたいというものにしています。

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 昨今のブロードバンドの普及に伴い、表示サイズの大きな写真を圧縮せずにそのままアップするケースも増えてきたように思います。結果、パソコンの解像度によっては、そんな画像を表示させるとブラウザからはみ出してしまうこともあります。なのでこのあたりを考慮して、ブラウザの枠からはみ出してしまうような大きなサイズの画像は2段階のポップアップとしました。まず、ブラウザ画面にフィットするような表示段階があって、で、さらに「実寸大アイコン」をクリックすると、元のブラウザからはみ出すような画像を表示させるというものです。

 具体的にアクションを見たほうが分かりやすいでしょう。なお、画像は、National GeographicのサイトLink にあったサイズが大きめの写真を拝借してます(1024x768ピクセル)。効果を確認するには、ブラウザのサイズを1024x768ピクセルより小さくしておいて下さい。このサイトには秀逸な写真がたくさんあって、個人的にお気に入りの写真は、スクリーンセイバー用にダウンロードしたりしてます。

LightHouse
うーん、いい写真だ。

 余談になりますが、このナショナルジオグラフィックの雑誌(日本語版もあります)には、新しく見つかった「ユダの福音書」の驚くべき解読結果のレポートが載っています。近々「ダ・ヴィンチ コード」の上映が始まりますし、何とも絶妙なタイミングですね。歴史とは、勝者が創り出す日記みたいなもんです。 →http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/feature/0605/index.shtmlLink

 スタイルシートの話になりますが、Firefoxだと、写真のドロップシャドウが意図したように見事に実現されるのですが、IE6やIE7βでは、まだまだですね。IE7の正式版では、せめてこのドロップシャドウのCSSぐらいは出来るようになって欲しいもんです。


— posted by martin at 12:39 am   commentComment [22]  pingTrackBack [0]

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