こんばんは、martinです。フォーラムの方で、画像ギャラリーのデータベースをMedia RSS として出力できれば、Cooliris(formerly PicLens)
(クールアイリス?)を活用できますというご指摘があり、面白そうだったので実装してみました。

→http://martin.p2b.jp/gallery/
「Slide show powered by Cooliris」というリンクがあるので、それをクリックすれば、簡易スライドショーが始まります。もし、Coolirisプラグインがインストール済であれば、そのプラグインが立ち上がります。リッチなスライドショーを体験するために、是非ともプラグインを入れましょう。

さて、ppBlogでの実装ですが、各エントリーに使われているJPEGファイルを画像データベースより抽出し、それを100枚ごとに分割し、Media RSSファイルを作成するようにしています。画像が370枚あれば、4つのMedia RSSファイルがfeedsディレクトリに作られるわけです。Coolirisは、RSSファイルのページリンクを提供しているので、シームレスに、この4つのRSSファイルを読み込み、展開してくれます。
具体的な出力は、以下のような感じです(gallery3.rss の場合)。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?> <rss xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss" version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"> <channel> <atom:icon>http://martin.p2b.jp/theme/3pane/Images/ImageGallery.png</atom:icon> <atom:link rel="previous" href="http://martin.p2b.jp/feeds/gallery2.rss" /> <atom:link rel="next" href="http://martin.p2b.jp/feeds/gallery4.rss" /> <generator>ppBlog1.7.5</generator> <title>ppBlog-generated Image Gallery</title> <link>http://martin.p2b.jp/</link> <description>Media RSS for Image Gallery</description>
ページリンクは、<atom:link rel="previous" や <atom:link rel="next" で出力、また、各テーマディレクトリに、もしImageGallery.pngという画像があれば、それをCooliris用のカスタムアイコンと認識して、それようの出力もします。画像の高さは、26pxがおススメとのこと。
これに続いて、各画像の情報がITEM要素として列挙されます。
<item> <title>Yvetot7-2008/06/25</title> <link>http://martin.p2b.jp/PIX/1214400950_Yvetot7.jpg</link> <guid>1214400950_Yvetot7.jpg</guid> <media:thumbnail url="http://martin.p2b.jp/PIX/s1/1214400950_Yvetot7.jpg" /> <media:content url="http://martin.p2b.jp/PIX/1214400950_Yvetot7.jpg" type="image/jpeg" /> </item>
ここにあるTITLE要素ですが、ここに日本語が入っていると、Coolirisがその要素を認識してくれないっぽいので英数字に限定しています。簡易スライドショーでは認識してくれるようですが。。
このモジュールは、次回のアップデートで採用予定ですが、v1.7系使いの方は、試すことが出来ます。添付のadmin.phpを既存のもとの入れ替え(念のためもとのadmin.phpは別名保存しておきましょう)、modulesディレクトリに、新規にmrss.inc.phpをアップロード、またgallery.inc.phpは上書きします(これもバックアップを)。この状態で、「管理画面」→「各種ツール」に「MRSSの作成」というメニューが現れるので、それをクリックすると、最新の画像データベースを元にMedia RSSファイルが作成されます。
ご指摘・アドバイス等あればお願いします。
また最近のしか見られない。枚数が多いと、ずっと昔の写真までたどり着くのはたいへん。
カテゴリー別とか、途中の時期から見られると一層いいですが、たぶん無理ですよね。